旧古河庭園  【2003.10.04】
旧古河庭園は、武蔵野台地の地形を巧みに利用した大正初期を代表する貴重な庭園です。元々は明治元勲・陸奥宗光の宅地であったこの地を、銅山の成功で財を成した古河家が所有したことから、その名が付きました。
旧帝国博物館や鹿鳴館を設計した英国人・ジョサイア・コンドル博士によるゴシック様式の洋館のほか、台地から傾斜地にかけては四季折々の花が咲き乱れる洋風庭園、低地には心字池を中心とした和風回遊式庭園があり、和洋の様式が巧みに調和した景観が見事な庭園です。

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東京風景写真「宵祭り」−Digital Photo by Yoimatsuri